Title : 指紋は嘘つかない1 キャスト 主演 :ZIN |
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- Scene 1 - 「もうすぐ、着くわよ。」 『オレのさわやかなひと時を邪魔するな!』 「何が、さわやかなひと時よ。 コーラ飲んでるだけじゃないの? それにアンタ、コカコーラじゃなくて、ペプシ飲んでんじゃないのよ!」 『コークだろうがペプシだろうが、コーラはコーラだ!』 「はいはい・・・また、いつもの屁理屈ね・・・」 今回の依頼者は、20代後半の女性。 「ZIN、調査する前から”盗聴器なんかあるわけないじゃん!” 『思ってないよ!自分の手で調査するまで 「そうね。それならいいわ。」 ここで調査の相方としては初登場「女探偵MAKI」について 今回は、女性の1人暮らしということで 「着いたわよ!」 『現場はココかぁ〜。 「何言ってんのよ。駄目に決まってるでしょ!コーラ飲みすぎなのよ、アンタは! 『冗談だよ・・・ でも、やっぱり行ってくる・・・』 「もう・・・」 3分後・・・・ 『お待たせ!! よしっ、気合入れていくぞ!』 「アンタのそのスイッチの切り換えの早さ・・・ そこだけは、尊敬するわ・・・」 [今日は、よろしくお願いします。] 『どっ、どうも、よろしく・・・こちらこそ・・・』 「ZIN、何見とれてんのよ」 『イテテテ・・・ 引っ張んなよ! 「依頼者にむかって、おネーチャンはないでしょ! 『ハ〜〜イ♪』 「返事は短く!!(怒)」 『ハイっ』 普通、盗聴器の発見作業をする時は、筆談をしたり 『きょっ、今日は天気がイイですね!』 「アンタ、何緊張してんのよ! 『依頼者、ホットパンツにキャミソールだぞ!どこ見りゃイイんだよ!』 「見なきゃいいでしょ! 仕事に集中しなさい!」 綺麗で露出の多いおねーさんを目の前に 「ねぇ、ZIN. ちょっとコレ見て!」 『何かあったか?』 テレビの裏側のコンセントをMAKIと2人で覗き込む。 『ん〜。これは、普通に市販されてるタコ足だな!』 「何で分かるの?」 『説明してほしい?』 「はやく、言いなさいよ!」 『まず、微妙に受信機は反応しているがこのタコ足からは 「そう言われれば、そうね… さすが、テレビっ子!」 [探偵さん。盗聴器見つかりました?] 『いえ・・・ まだ、見つかりません』 [そうですか・・・少し、休憩してください。] 『そうですか! じゃあ、お言葉に甘えて・・・』 [コンビニ行ってきますけど、何がいいですか?] 『コーラ!』 「アンタ、また、コーラ飲むの?」 |
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