Title : 我が人生 決断の時1 キャスト 主演 :ZIN |
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- Scene 1 - 「ZIN、知ってる? 『施行って何?』 「施行っていうのは、法律を実施する事!」 『ふ〜ん・・・』 「”ふ〜ん”じゃないわよ! 探偵業法の事知ってるの?」 『知ってるよ。 この前、県警の説明会行ってきたから・・・』 「え!? 私行ってないわよ」 『連れて行かなかったから』 「何、その冷めた感じ・・・ 『何でだろう・・・』 「イヤな感じ・・・」 『あっ、そうだ! そこに水色の封筒があるでしょ。 「ZIN1人で行ったって、ろくに話聞いてなかったんでしょ。 『一週間前かな?』 「一週間前・・・? あっ!私はその日・・・」 『MAKIちゃん。ちゃんと資料読んどいてよ』 「ZIN・・・ ありがとう」 『何が?』 「(最近余計な事言わなくなったわね、ZIN・・・ 『資料見てわからない事あったら俺に聞いて!』 「うん。 ・・・で、最近何かあった?」 『はぁ? いやっ別に・・・』 「ん!? 何かおかしい・・・」 数日後・・・ 『えっ!? これじゃダメなの?』 【ここは社名じゃなくて代表者名と住所を書いて!】 『はぁ!? だってココに商号の名称って書いてあるよ!』 【代表者名でお願いします。】 『ダメ?』 【ダメです。】 『ホントに?』 【ホントです。】 『わかりました。ちょっと待ってください。』 『書類の書き方違うんだって!』 「書き直して出直して来い!って言われたの?」 『斜線引いて書き直してもいいらしいんだけど・・・』 「書き直せばいいじゃん」 『綺麗な形で仕上がった書類を出したいし・・・』 「生活安全課の中でそんな事で揉めてたの?」 『そう・・・』 「国家権力に楯突くとは・・・」 『実は・・・』 「実は?」 『カバンの中にもう一枚あるんだよね。 「最初からそっちを出せば良かったじゃない。」 『わかってれば、2タイプも書類作ってこないよ。 10分後・・・ 『MAKI、お待たせ! 探偵業届出証明書を貰ってきたぞ』 「そう・・・ちょっと待って」 『メールか? 誰から』 「うん・・・ ちょっとね・・・」 『MAKI・・・ お前まだ・・・』 「違うの! 休暇もらってちゃんと話してきたんだけど 『このままじゃ仕事に集中出来ないだろっ!』 「大丈夫」 『大丈夫じゃないだろう。 「ごめん。 迷惑かけちゃって・・・」 『自分が納得出来るまで帰ってくるな! 「うん・・・」 - Scene 1 - 完 |
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